ymasuda 2013-07-31 15:00:05
午前択一がどうしても点が取れません。自己分析として①憲法に苦手意識がある…今年のように条文・判例通りであれば全問正解できますが、24・23年のような文章から判断するような問題で必ず間違う。②過去問はほぼ復習できているのに毎年民法で2問~3問全く知らない論点が出題される。③毎回、思い違い等のケアレスミスが2問以上ある。今年は某予備校の答練で平均30問取れていて自信があったのに結局25問しか取れず足切決定です。午後は30問できており、記述もほぼokだっただけに情けないです。独学を続けていくうえで①②の憲法・民法の克服方法アドバイスをけたらと思います。
ご投稿いただき、有難うございます。
小泉講師からお答えさせていただきます。
午前択一がどうしても点が取れません。
> 自己分析として
> ①憲法に苦手意識がある…今年のように条文・判例通りであれば全問正解できますが、
24・23年のような文章から判断するような問題で必ず間違う。
⇒条文判例問題が全問正解できるのであれば、それ程気にされる必要はありません。
推論対策は、テキストに「推論」として、各説の対立が説明されているものを理解して,
記憶しておけば、それで十分です。用意していたもの以外の論点が出題された場合は
得点できない可能性も高いですが、他の合格者も得点できておらず、そこでは差は
ついていないということです。
> ②過去問はほぼ復習できているのに毎年民法で2問~3問全く知らない論点が出題される。
⇒知らない論点が肢レベルで混ざってくることは、どれだけ勉強しても避けられません。
ただ、それが個数問題等で、その肢が正確に理解できていなければ得点できないものは、
いわゆる「捨問」です。35問中、多くても、2問です。
逆に知らない肢が含まれていても、組合わせ問題で、他の選択肢から正解は導けると
いうものであれば、そこを正解できるか否かで差がつきます。
そして、この「知らない」という選択肢の内容を分析する必要があります。
どこの予備校テキストにも掲載されていないような、いわゆる「超マイナー論点」であれば、
そこに合わせて勉強範囲を拡大するのは、非効率的な学習です。
しかし、過去問には出題されていないが、予備校テキストには掲載されているもの及び最新の判例等は、
必ず押さえておくべきであり、ここに自分の穴がないかを分析してみてください。
過去問が完璧ならば、おそらく原因はそこにあって、そこを埋めるテキスト・問題集・答練に
取り組むことで、必ず解消できます。
> ③毎回、思い違い等のケアレスミスが2問以上ある。
⇒ならば、このケアレスミスをなくすための「対策」を考えるべきです。
たとえば、事例の甲乙丙の事実関係を読み間違えることが多いのであれば、
すばやく図式する練習をする等です。
つまり、自分のケアレスミスのパターンを分析し、それがどのような方法を
取れば防げるかの「工夫」ができているかということです。
事務局
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jimukyoku 2013-08-09 17:03:19