okapyon 2013-12-19 22:41:10
民法でたびたび出てくる、甲説や乙説、1説や2説に当てはめる問題が
非常に苦手なのですが、解く上で何かコツなどはありますでしょうか?
解いた直後も理解できてなくて何度も間違えます。
国語の問題で読解力の側面が強いとは思うのですが、
やはり繰り返す事なのでしょうか。
何かアドバイス等ございましたら宜しくお願い致します。
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以前、別の方に対しても、ほぼ同じような内容に対し回答させて頂いたことがありました。
↓こちらです。
http://dokugakukan.net/kiwamiban/bbs_each.php?rcdId=2432
今回、okapyonさんが御自身で気づいておられる通り、推論問題は実は国語力という側面が強いです。
とは言え、漫然と「国語力を磨け」と言われても面食らうばかりですよね。
得てして推論問題はまず文章が長いです。時間に追われて解かなければならない状況下ですから、そもそも文章を読むだけで頭が混乱しがちです。
このような中、一つのコツとしては、例えばですが、
甲説⇒原告に有利に働く説、乙説⇒被告に有利に働く説、と単純化することです
次に各肢を見ていきます。
肢アの文は内容的に原告を味方することが判断できるとします。ならばこの肢は甲説、というわけです。
もちろん、文章を読んで、原告・被告いずれに有利になるのか、その判断が間違えばどうしようもないので、そこは国語力ということになるでしょう。
また、限られた時間内で問題を解いていかなければなりませんので、問題文を数行見た瞬間、(あの学説の論点だ!)という程度にひらめく、という意味での反復訓練は必要かと思います。
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Qidian42 2013-12-20 00:00:44
Qidian42 さん
同様の質問を掲示板内を一通り調べてみたんですが
なさそうだったので、
質問させていただいたのですが、以前にもあったのですね。
教えて頂いたURL見てみます。
アドバイスありがとうございます!
参考にいたします。
やはり反復ですよね。
得意にできるようがんばりたいと思います。
また質問事項が出てきたときは宜しくお願いします。
okapyon 2013-12-21 00:10:46
法学部で学んだ人には、学説問題は得点源です。
大学では、判例、通説・多数説、少数有力説、の最低三つを学びます。
それぞれの長所短所を指摘できるくらいにします。
司法書士試験では、そこまでやると時間が足りないので、判例を徹底的に「理解」します。
結論を覚えるだけでなく、これの短所・欠点までしらべます。
試験では、判例が甲と乙のどちらかを見つけ、あなたは判例の立場に立ちます。
そうすれば、自分の立場を述べているか相手の立場を述べているかで判断できます。
どうせ、合格したら使うのだから、双書民法とかダットサン程度の大学基本書を参考書程度に利用しましょう。
資金不足なら、図書館利用程度でも構いません。
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senpai 2013-12-20 08:48:50
senpaiさん
アドバイスありがとうございます。
理解の仕方の参考になりました。
おっしゃっている参考書はコメンタールみたいなもの
とはまた違いますか?
我妻・有泉コメンタール民法は持っておりますが。
okapyon 2013-12-21 00:12:03