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/民法過去問/平成22年問15肢イ 変だ!

nishit17 2014-01-25 22:14:03

イ 担保すべき元本の確定すべき期日の定めがない場合、根抵当権者は、時期を問わず、担保すべき元本の確定を請求することができるが、根抵当権設定者は、時期にかかわらず、担保すべき元本の確定を請求することができない。

個数問題てして出題があり正答は×とのことです。文章としても国語になっておらず、変だと思いました。
自分としては「根抵当権設定者は、設定から3年を経過すれば元本の確定請求をすることができるから、時期にかかわらず、担保すべき元本の確定を請求することができるというのは×、だから、時期にかかわらず、担保すべき元本の確定を請求することができないというのであれば〇と読める」と解釈しました。

このような〇とも×とも取れるような問題は個数問題として出題すべきではない!また、そもそも国語として変な文章は出すな!と言いたいです。

 

「時期にかかわらず、担保すべき元本の確定を請求することができない。」


ということは、いつもどんなときも、いつまでたっても、元本確定請求できない。という意味です。

問題としての答えは、バツで合っていると思います。

参考になった:3

seawind 2014-01-26 00:47:50

これ難しいですね。読点の置き場所によってできないのはなんであるかが違うので回答が正反対になってしまうんですね。


★時期にかかわらずのあとに読点があると


時期にかかわらず、担保すべき元本の確定を請求することができない。
(請求ができないのはいつでもである。)

いつでも請求できないのではなく設定者は3年後にはできるので×。


★もし時期にかかわらずのあとに読点がないと


時期にかかわらず担保すべき元本の確定を請求することができない。
(『いつでも請求すること』はできない。)


いつでも請求できるというわけではないので○。



時間がない中でこの問題を正確に解くには練習や経験が必要ですよね。
勉強になりました。


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syouhouiya  2014-01-26 17:42:05

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