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/会社法/発行可能株式/種類株総数と個別の種類株数の関係性

syouhouiya 2014-04-20 20:33:04

いつもありがとうございます。
問題で『A種類株式とB種類株式の2種類の株式を発行している種類株式発行会社において、発行可能株式総数が1000株である場合に、A種類株式とB種類株式の発行可能種類株式総数をそれぞれ1000株とできる。』とありまして、解答が○でした。
他問題や参考書でも同じ趣旨のことが掲載されているのですが、どうもしっくりこないです…。一個の株式の価格が小さいということなのでしょうか。よろしくお願いいたします。

 

発行可能株式の総数 1000株

発行可能種類株式の総数及び発行する各種の株式の内容
A種類株式 1000株
B種類株式 1000株
(内容省略)

この2つは両立しているのがお分かりでしょうか?
発行可能株式の総数が1000であるのならば
その内訳(種類株式の)は問わないということです

実際の発行済株式総数が1000を超えることは出来ないということで
A種類 950株発行
B種類 50株発行はできますし

A種類   0株発行
B種類 1000株発行もOKですが

A種類 400株発行
B種類 650株発行は総数が1000を超えるのでできません

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ryopapa728 2014-04-20 21:24:39

発行可能株式総数は最大限の全体での枠で、あとは個別にも発行可能種類株式総数の最大限の枠があり、実際に発行するときにそれぞれの枠を超えなければいいということなのですね。

たとえば
発行可能株式総数6000株

A種類発行可能株式総数1000株
B種類発行可能株式総数4000株
C種類発行可能株式総数3000株

実際には
A種類発行株式数1000株
B種類発行株式数4000株
C種類発行株式数1000株

というのが可能ということですね。
完全に理解できました。回答ありがとうございました。

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syouhouiya  2014-04-21 09:45:46

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