司法書士の勉強中に発生する疑問を解決する質問広場

/商業登記法実力養成極答練第三回記述について2014年版です。

5296 2014-04-23 00:37:44

新株予約権の行使の問題で解答欄に差額が2500円×360株とかになっていますが2500円の根拠がどうしてもわからず、教えていただけないでしょうか?

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問題自体が解らないので、何とも言えませんが
差額というのは行使時に増加する資本金の額のことですか?

もしそうならば、そこで悩む場合は行使時に会社が自己株式を一部、
予約権者に交付する場合によく疑問点になるところ
いわゆる資本金増加限度額における自己株式の処分差損の話ではないかと予想されるのですが

・発行時に会社に払い込んだ金額
・行使する際に払い込む金額
・行使時に発行する募集株式の数と、その中で自己株式を何株交付するかの割合
・自己株式の行使時における一株あたりの帳簿価格
・資本金増加限度額

この辺が問題文に示されていると思いますので、そこがわかればお答えできると思います

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ryopapa728 2014-04-23 09:33:22

差額とは、資本金等限度額の計算時の差損額のことでした。すみません。
ちなみに解説では資本金等限度額の計算を以下のようにしています。
新株予約権の帳簿価格 360万円(金4万5000円×80個)
払込を受けた金銭の額1200万円(金15万円×80個)
1560万円×0.7(発行割合:1200分の840)=1092万円
1092万円-90万円(差損額:2500円×360株)=1002万円

となっており、上記差損額の2500円が何を根拠にされているのかわからないのです。

発行時に会社に払い込んだ額:360万円
行使する際に払い込む金額:1200万円
行使時に発行する募集株式の数とその中で自己株式を何株交付するのかの割合:募集株式の数、1200株中自己株式360株
自己株式の行使時における一株辺りの帳簿価格:15500円
資本金等限度額:-

ご回答いただけますまでしょうか?
よろしくお願い致します。

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5296  2014-04-23 11:17:47

補足ありがとうございました

自己株式の処分差損が出る場合の資本金の額の計算って本当に面倒ですよね
パッと見た限り、2500円の根拠がすぐには出てきません

改めてじっくり考えますので、ちょっと視点を変えてお聞き下さい

発行割合とか差損額とか気にせずに資本金の額は求められることご存知でしょうか?
あくまでも書式の試験対策としてですが(もうご存知ならすいません)

1)最終的に払い込んだ金額を求めます
  これはもう書かれている通り1560万円ですよね
2)自己株式の1株あたりの帳簿価格に自己株式を交付した数を掛けます
  15500円×360株=558万円

1)から2)を引くと、1002万円、これが増加する資本金の額です(もう出たの??という感じ)

この計算式は、自己株式の帳簿価格が1株あたりの払込金額よりも高い場合
つまり自己株式の処分差損が出る場合しか使えないのですが
試験問題としてはその場合が多いので、まず通用すると思います
個人的にはこの計算式で出なかったら免許税関係は捨てます(笑)

しかし、折角の機会ですので2500円の意味が自分も理解できるようにもう少し調べてみます
どなたか説明できる方、ご教授下さい


12:40追記

「新株予約権の目的となる株式の数又はその算定方法」はどうなってます?
予約権を行使した際の1株あたりの払込金額の合計(発行時+行使時)が13000円である気がしますがいかがでしょう?
結局ここの2500円というのは1株あたりの差額であると思われます

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ryopapa728  2014-04-23 12:47:45

資本金の額の出し方、ありがとうございます。
参考になりました。

新株予約権の目的たる株式の数又は、その算定方法は、3000株
となっています。
予約権を行使した際の1株辺りの払込金額が、13000円となる部分の理解がなされていないです。
教えていただけますでしょうか?

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5296  2014-04-23 14:42:36

まず、2500円は置いておきます。

自己株式処分差損は、
658万-{360万+1200万×0.3}の式により

90万となります。

これは一株当たりに直すと

90万÷360=2500円

発想を変えて、全体を出してから個々を考えます。

2500の数字は大して意味がないのです。

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senpai  2014-04-23 14:57:48

よくわかりました。
丁寧にご回答頂きありがとうございます。

何度も練習を重ね、本試験までにすらすら書けるように
したいと思います。

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5296  2014-04-23 15:19:55

senpaiさん、ご教授ありがとうございました。おかげで2500円は理解出来ました
あの計算式はどうも苦手で、もう自分は触れないようになってます(笑)

モヤモヤのままなのも何ですので13000円の話ですが

1200株今回新たに株式を発行していますよね
帳簿価格360万÷1200株=3000(これが募集時に払い込んだ1株あたりの金額)
発行時の払込1200万÷1200株=10000(これが行使時に払い込んだ1株あたりの金額)

この合計です、つまり、行使により発行される株式には1株あたり13000円払い込んでいるが
自己株式の帳簿価格は15500円なので、2500円が1株あたりの差損額ということになります

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ryopapa728  2014-04-23 16:31:12

何度もご丁寧にありがとうございます。
大変、助かります。

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5296  2014-04-24 00:08:58

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