koizumi 2015-07-09 10:00:23
本試験後の勉強再開について、私の意見を書いておきます。
平成27年度の司法書士本試験を終えて、次はいつから勉強を再開するか?
「今でしょ。」って、今でも言ってるのは私だけですか(笑)
デジタルがどうのこうのと、ある日突然映らなくなって、それからテレビを見ていないので分かりませんが、林先生は、もう言ってないのかな?
私は、このフレーズ好きですが。
予備校の速報会等で、講師に「しばらくはゆっくり休んで、次の検証会、また来て下さい。」なんて言われて、そのとおり本当に休んでいるようなら、来年もおそらくダメです。
人が1週間休むなら、自分は3日。じゃあ、俺は1日。なら私は休まない・・・・
というように、いかに他人よりも努力するかが、この試験の決め手だと、私は考えています。
そこがいい、司法書士試験は。
飛び抜けたセンスや記憶力はそりゃあった方が良いに決まってますが、そんなのがなくても努力でカバーできる、そして、「合格」という同じ金メダルを掴み取ることができるわけです。
私は、これまで、その「普通の金メダリスト」達を何人も見てきたし、自分もそこを目指して、この勉強を始めました。
頭の回転も悪いし、記憶力もイマイチ・・・・でも、人の2倍、3倍努力する自信だけはあったんです。そういうもので勝てる世界ってないだろうかと思って、この資格を選びました。
正直、司法書士という仕事自体は、よく分かっていなかったわけですが、とにかく自分の努力が、きちんと形になるものが欲しかったわけです。
1年目は、こりゃ絶対ダメだと分かっていたので試験翌日から勉強開始。2年目は、ギリギリかなぁって思っていたので一日だけ休んで、ハイキングに行きました。
学生時代、友人が就職していく中で、自分は何も決まっていなかったので、不安と焦りで、とても休む気分にはなれなかったというのもあります。
でも、私が見てきた「普通の金メダリスト」達も、多くはそういう人です。何かを抱えているというか、余裕なんか全くなくて、自分は絶対司法書士にならなきゃいけないんです!みたいな必死のオーラをまとっているわけです。
そういう人にとっては、本当は予備校の分析会なんて、私が行うものも含め、大して意味はありません。今年、自分にはこれが足りなかった、でも、逆にこれを完成させれば合格できる、というふうに既にゴールが見えているわけです。逆にそれが自分で分析できていないようでは、まだ合格するための勉強方法自体が掴めていないということです。分析会は、そういう方のためのものです。
そして、自分のやるべきことが見えている以上、もう勉強を始めずにはいられないという状態になってくるわけです。
一方で、この受験勉強を続けるか否かを悩んでいる人もいるでしょう。
講師に相談すること、家族や友人からアドバイスを受けること、それも大切ですが、最後に決めるのは、自分です。
他人の意見を一旦受け止め、自己との対話を行います。
自分の中で、もう決着はついたのか。
答えは、自分の中にしかありません。そして、必ず答えはあります。
自分の人生に悔いが残るか否かの基準は、そこにあると思います。
他人に言われるがままに選択したのであれば、きっと自分の心に中に何かが残ったままになってしまいます。
しかし、自分の心と向き合い決定したのであれば、どっちの道を選んでも、それは正解です。きっと今より幸せになる方向に繋がっています。
平成27年度の司法書士本試験を終えて、次はいつから勉強を再開するか?
「決して他人の意見に左右されず、自分で決めて下さい。」
講師 小泉嘉孝
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koizumi 2015-07-09 14:16:43