司法書士の平均年商は1300万円程度、年収ベースでは600万円前後です。報酬については、平成10年7月1日から司法書士の”報酬規定”が”報酬基準”に変更され、報酬額が実質自由化されています。
司法書士の売上は、仕事の手法や地域、経験にもよりますが、年商1,300万円程度といわれています。
そこから諸経費を差し引いて残る金額、つまり年収は600万円前後で、一般企業のサラリーマン並みの年収です。
これは平均ですので、実際の収入は、人により全く異なります。コンサルティング業務をおこなったり、弁護士や行政書士など、他の法律系資格を持つ方や、不動産関連など大口の企業顧客を抱える方など、高額年収を挙げている方も多いようです。
司法書士の報酬は、司法書士法によって最高限度額が決められていましたが、平成10年7月1日から司法書士の”報酬規定”が”報酬基準”に変更され、報酬額が実質自由化されました。
それまでは、報酬規定に従って金額が決まっていたのですが、現在は自由化され、司法書士によって報酬はピン切りです。
一般の人にとって、司法書士に仕事を依頼した場合の報酬の相場に関する情報は少ないので、法外な料金を請求されたり、必要以上に上乗せされた料金を請求される可能性があります。そこで、各地方の司法書士会は公式HPなどで、あくまで”基準金額”として、報酬の額を掲載しています。
司法書士としては、ようするに、現在の報酬金額の設定は、市場原理に委ねられているのですから、自分自身が高品質のサービスを提供すれば、報酬額を高めに設定することも可能になってくるのです。
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