司法書士試験ってどんな試験?

試験は7月第1または第2日曜日の筆記試験と10月下旬の口述試験で構成されています。
しかし口述試験で不合格となる人はほとんどいないので、実際には筆記試験が勝負となります。
年齢や学歴等による受験資格はなく、誰でも受験できます。

まずは願書提出

<受験資格>
 年齢や学歴等による受験資格はなく、誰でも受験できます。
<出願期間>
 5月中旬から下旬
<出願方法>
 郵送または持参
(受験地を管轄する法務局または地方法務局の総務課)

勝負の筆記試験

<試験日>
 1年に1回 7月第1または第2日曜日

<時間・試験形式>
 午前の部 9:30〜11:30(択一式)
 午後の部 13:00〜16:00(択一式/記述式)

<試験科目と出題数>
 多肢択一式(70問)
 憲法 3問
 民法 20問
 刑法 3問
 会社法・商法 9問
 不動産登記法 16問
 商業登記法 8問
 民事訴訟法 5問
 民事執行法 1問
 民事保全法 1問
 供託法 3問
 司法書士法 1問
 記述式(2問)
 不動産登記法 1問
 商業登記法 1問
<筆記試験合格発表>
 10月上旬

このように、科目により出題数が全く違います。民法、商法、不動産登記法、商業登記法の科目数が多くなっており、学習もこれらの比重が高くなります。特に、民法は出題数が突出して多く、また他の科目を理解するための基礎となるので、重点的に学習し、得意科目にすることが必須です。

最後の関門 口述試験

<試験日>
 10月下旬
<試験科目>
 不動産登記法
 商業登記法
 司法書士法(司法書士の業務を行うに必要な一般常識)
 ※1人あたり15分程度
<最終合格発表>
 11月下旬

口述試験は、ほとんどの場合合格します。口述試験まで進んでいる受験生は、知識的には十分持っているので、落ち着いて試験官の質問に答えていけば大丈夫です。

 

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