司法書士の魅力

司法書士という資格の魅力で一番に上げられるのは、独立開業がしやすい資格であることでしょう。司法書士は、独立開業だけではなく、企業内で活かすこともでき、また、女性にとっては、男性以上の仕事をバリバリとするためにも、魅力ある資格です。

司法書士の魅力についてさらに詳しく。

司法書士の資格の魅力として、まっさきに挙げられるのは、独立開業がしやすいことでしょう。司法書士試験に合格後、司法書士会に登録すれば、すぐに長年、司法書士として仕事をしている方と同じように事務所を構えることができます。また、事務所の開設費用も比較的安く開業することができます。
他の資格をみると、例えば弁護士として働くには、司法試験に合格した後、一定期間の研修が義務付けられており、その研修が終わった後に弁護士事務所に勤めるなどして実務に就きます。公認会計士や不動産鑑定士の場合は、試験に合格しただけでは一人前ではなく、その後、一定の実務経験を踏まえた上でさらに二次試験、三次試験に合格してやっと一人前になれるのです。これらに比べ、司法書士は、試験に合格した後、独立開業までの道のりが比較的短く済む資格なのです。

また、独立開業をしない場合であっても、司法書士の資格は就職や企業内の評価において、非常に強いアピール力を持っています。専門分野である不動産業界はもちろん、銀行・保険などの金融業界や、一般企業の法務部などでも法律の専門家として、高い評価を得られる資格です。
従来、企業内の法務部門は司法書士事務所や弁護士事務所等に委託するのが一般的でした。しかし最近の企業合併・企業買収など、企業を取り巻く問題を総務部・法務部の一般社員のみで解決するのが難しくなってきています。このため、法律の専門知識を身に付けた司法書士試験の合格者を社員として雇用する企業が多くなっています。

女性の視点から見た司法書士は、性別の差なく活躍できる資格です。例年、司法書士試験合格者の約2割は女性です。これは他の資格と比較しても高い数字で、それだけ女性に人気のある資格なのです。今後もさらに女性司法書士の数は増えていくことでしょう。
司法書士は女性としての強みも活かしやすい資格です。司法書士の仕事は、たくさんの書類を管理し、細かい数字や表現手法に配慮しないといけないため、女性が持つ繊細さや丁寧さが強みになりますし、相談業務においても、女性のお客様の場合、男性の司法書士だと、母子家庭や離婚、DV(ドメスティック・バイオレンス)など、女性特有の悩みなどを話しづらいですし、異性であるがゆえに理解してもらえないような相談もありますので、同姓であることで安心感を与えやすいメリットもあります。
日本社会は、男女平等の意識が高まりつつあるとはいえ、まだまだ女性にとって、結婚や出産、育児などで仕事を続けたくても辞めざるを得ない場合があります。
しかし、司法書士として独立開業すれば、自分で仕事量を調節できるので、例えば子供が小さいうちは、自宅で知り合いからの依頼だけで仕事をこなし、子供の手が離れたら他に事務所を構えてバリバリ働くというようなことも可能です。

 

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