司法書士事務所の開業費用

司法書士事務所を開業するための費用ですが、最低限必要な「司法書士登録費用・入会金」や「新人研修費用」「オフィス用品やパソコン、通信機器の購入費用」といった経費だけではなく、当面の運転資金や生活費なども、当初から資金計画に組み入れておく必要があります。また、事務所を借りる場合は、これらとは別に、保証金や敷金なども必要となります。

開業経費についてさらに詳しく。

<登録費用>
 司法書士登録手数料 25,000円
 司法書士会への入会金 35,000円~50,000円
<日本司法書士会連合会による新人研修>
 新人研修 250,000円程度
<オフィス用品、パソコン・通信関連>
 オフィス用品、パソコン、コピー機、通信関連の費用をできるだけ中古やもらい物で揃えたとしても、最低30万近い費用は必要になるでしょう。
<当面の運転資金・生活費>
 数ヶ月は収入があまり得られないことを考えると、自宅開業の場合でも、最低100万円くらいは用意しておいた方がいいでしょう。

もし、事務所を借りる場合は、これらとは別に保証金や敷金が必要となります。
テナントによりますが、事務所を借りる場合は保証金や敷金、家賃のために最低100万円くらいは用意しなければいけないので、自宅開業の場合と比べて開業費用は大きく変わってきます。
司法書士事務所の経営は比較的短期間で軌道に乗せやすいのですが、そうはいっても開業当初はそれほど多くの収入は見込めませんので、当面の事務所の経営費用および生活費については手持ちの資金を取り崩して賄うことになります。きちんとした計画と準備が必要です。

 

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