司法書士事務所を開業するということは、自営業者として独立し、厳しいビジネスの世界で生き残っていくことです。司法書士の実務以外にも経営能力が問われますし、営業活動も必要です。会社員とは仕事に対する取り組み方も全く違います。会社に勤める場合は、会社の中で自分の責任と役割をこなせば良いのですが、事務所を開業すれば、すべての責任は自分になります。これが独立開業の厳しさであり、また大きなやりがいになる部分でもあります。
自分で司法書士事務所を開業する場合は、高収入を得る可能性があることと、自分の都合に合わせて働けるという利点があります。
特に女性の場合、育児や結婚などで仕事を続けたくても辞めざるを得ない労働状況が一般企業では多々ありますが、司法書士事務所を自分で開業すれば、自分で仕事量を調節し、育児と仕事の両立も可能です。
しかし、独立には司法書士の実務以外にも経営能力が問われますし、営業活動をしないと仕事が来ないですから、そちらに時間も取られます。一つ一つの仕事でしっかりと信頼を得つつ、コネクションを広げ、顧客の開拓に力を注がなければいけません。
自営業として開業する場合は、会社員とは仕事に対する取り組み方も全く違います。会社に勤める場合は、会社の中で自分の役割をこなせばいいのですが、事務所を開業するなら自分で一から十まで仕事をこなさないといけません。すべての責任は自分にあります。
また、自営業として司法書士事務所を開業して成功を収めるには、会社員時代以上の努力とやる気が必要です。一般の会社員と同じ感覚で仕事をしていたのでは、成功の道は見えません。
質問広場は こちら です。