科目別勉強法といっても、基本的に科目ごとの勉強方法に変わりはありません。過去問、答練を中心に①問題②答え③理由を覚える。 それは全ての科目に共通しています。ただ、各科目で出題数はあまりに差があります。それに対して同じ時間をかけて勉強するわけにはいかないことは当然です。
択一式試験の出題数は、
民法 20問
会社法・商法 9問
憲法 3問
刑法 3問
民事訴訟法 5問
民事執行法 1問
民事保全法 1問
司法書士法 1問
供託法 3問
不動産登記法 16問
商業登記法 8問
となっています。全問題3点なので、出題数が多い科目ほど、配点が高い科目ということになります。
配点が一番高い民法は最も重要な科目です。また民法は、配点のみならず、不動産登記法、会社法・商法及び商業登記法を理解するための前提となるからです。
次に、記述式試験についてですが、記述式の出題数は、不動産登記法1問と商業登記法1問の合計2問です。択一と記述を合わせた合計の配点は以下のとおりになります。
択一 午前科目 105点
午後科目 105点
記述(記述式) 70点
280点
これを見てわかるとおり、記述式は択一の1/4の配点しかありません。ということは、記述式がどんなに得意でも択一ができなければ合計点では圧倒的に負けてしまいます。ならば、とりあえず足切り点をクリアし、択一で点数を稼ぐというが順当なやり方です。大体、記述式の足切りは6~7割(42~49点)ぐらいです。
以上が全体的な勉強法の概要です。科目別の勉強方法は、以下のページをご覧下さい。
・民法
・会社法・商法
・憲法・刑法
・民訴・民執・民保・供託・書士法
・不動産登記法・商業登記法(択一)
・不動産登記法・商業登記法(記述式)
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